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  • 紙ってそもそもどんなもの?

    読み物
    2017.01.25

    紙は私たちの生活に欠かすことのできない重要な素材です

    紙のタテ・ヨコ、裏表!?

    紙には、情報を記録する、物を包み保護する、水分を吸い取る、汚れをふき取る、といった機能があり、その用途によって様々に加工されて広く出回っています。
    そんな私たちにとって非常に身近な素材である「紙」の基礎知識をご紹介いたします。

    国産洋紙の生みの親は“渋沢栄一”

    日本での製紙工業の始まりは、渋沢栄一によって明治5年(1872)に設立された「抄紙会社」という名の製紙会社。
    「日本紙業総覧」には、明治7年洋紙製造高35,000ポンド(約16トン)と記されています。
    この時の洋紙輸入高は、705万8070ポンド(約3100トン)。
    この頃まで、あらゆるすべての用途に使われる紙は「和紙」でした。
    この「和紙」に対する新しい種類の紙として、「洋紙」という言葉が使われ始めたと思われます。
    当初は、舶来洋紙、輸入洋紙、西洋紙などと呼ばれ、明治6・7年に製造開始された国産紙はそれと対比して、国産洋紙、西洋紙と呼ばれたようです。

    “紙”の定義

    「紙」という字の成り立ちは、蚕糸(絹)を寄り合わせる形を表す糸偏と、匙のように薄く平らで柔らかいことを表す氏旁からなっていています。
    言葉の意味からすると、繊維で出来た薄い物、と定義づけできるかと思います。
    「カミ」と発音されるようになったのは、奈良時代に入ってからです。
    語源を特定できない“難語”と言われるものののひとつで、一説によると樺の木の皮から、カバ⇒カビ⇒カミと音韻が変化したものか、あるいは木簡の簡からカミに転韻したものと推察されています(「紙の今昔」)。
    JIS 規格では、紙の定義は、
    「植物繊維その他の繊維を絡み合わせ、こう着させて作ったもの。尚、広義には素材として、合成高分子物質を使用して作った合成紙、合成繊維紙、合成パルプ紙の他、繊維状無機材料を配合した紙も含む」
    (「紙パルプ事典」。JIS P 0001-4005-参照)と記されています。
    より平易に言い換えると、「木や草の繊維を水の中でバラバラに分解して、網目などを使って脱水しながら薄いシートを作り、これを乾かしたもの」となります。
    この時、水の作用と繊維の性質から繊維同士が結合して強度がでます。
    繊維と繊維が交叉したところで接着することで、強度があってしなやかな素材となるのです。

    “紙”には表裏がある!?

    古来、紙は“紙料”(植物の皮を煮て柔らかくし、すり潰して水に溶かしたもの)を濾水性の簀や網を動かし、紙料を簀に汲み込んだり紙料を簀から捨て戻したりしながら、簀や網の上に紙層を作っていく、いわゆる“手漉き”と言われる製法で作られていました。
    現在の製紙工程では、簀や網からプラスチック製の網(製紙業界ではこの網のことをプラスチックワイヤーと呼びます)に変わりましたが、原理としては手漉きの頃と変わらずに紙を抄いています。
    まず、パルプの水分散液(現代の“紙料”)からワイヤーの下に水を抜いて、ワイヤーの上に紙層(マット)を作っていきます。
    この後プレスして水を絞り、シリンダードライヤーで乾燥して紙を作ります。
    この時ワイヤーを横から見る、ワイヤーの上にスポンジ状のパルプマットが乗っている状態です。
    ワイヤーに接している辺りは、ワイヤーの目から下に抜ける水とともに、細かい繊維その他が抜け落ちるため、粗い構造となります。
    上の方は対照的に緻密な構造になって、どちらかというと滑らかな感じです。
    このワイヤーで作られる紙の構造の違いが、後の工程でもずっと保持されたまま紙となり、紙になったときもこの性質が現れます。
    これを紙の表と裏、その差を表裏差といいます。
    ワイヤーに接している側の粗い構造面をワイヤーサイド、もしくは裏といい、反対側の緻密な面をトップサイド、もしくは表といいます。
    紙を作るときは、必要に応じて白さや不透明性を向上させるため、槇料と呼ばれる鉱物質の白い粉や、染料、顔料なども使いますが、これらも抄紙の時のワイヤーの目から一部抜け落ちます。
    このため、パルプ繊維で作られる構造の粗さだけでなく、槇料や染料も紙の表と裏では多少差がでてきます。
    表裏差は平滑性や色、さらに極端な場合には印刷適正にまで現れます。
    また、繊維の並び方を見ても、紙の表はランダムで、紙の裏は配向が強く、カールなどにも影響します。
    最近では、これら表裏差をなくすために、2枚のワイヤーで挟むようにして、両面から脱水することが行われています。
    この場合、両面とも表あるいは裏となって、構造的な表裏差は少なくなっています。

    “紙”にも目がある!?

    木の方向、いわゆる“木目”という言葉は聞き覚えがあるかと思いますが、紙にも“目”があります。
    前述しましたように、紙を作るには、パルプの水分散液(現代の“紙料”)からワイヤーの下に水を抜いて、ワイヤーの上に紙層(マット)を作っていきます。
    これを機械で連続して行う時、パルプ繊維は抄紙機の流れに乗って進んでいきます。
    パルプ繊維が紙のできる方向に向いているため、紙の目となり、この方向をタテ目といいます。
    では、ヨコ目はというと、紙の進行方面は変えられませんので、用紙を裁断するときに、長辺が進行方向と直角になるように断裁して作ります。
    断裁した後に、紙を90度回転させると、紙の目が横を向いた用紙になります。
    この用紙の目は印刷物、特に本を作るときにはとても重要です。
    特別な場合を除いて、紙の流れ目が本の上下になるようにつくられています。
    紙は横方向に曲がりやすいので、頁のめくりやすさやおさまりがよくなるだけでなく、製本する場合などにとても都合よくなります。
    紙のタテ・ヨコの見分け方ですが、縦・横それぞれの方向に短冊状に紙を切り、机などの端から垂らしてみてください。
    曲がりにくい方がタテ目です。

    普段お使いのコピー用紙にも、実は表裏があり、タテ目ヨコ目があるのです。
    皆様は、紙の表がお分かりになるでしょうか!?

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